宮澤賢治作品との出会い(高橋正典)
2014-08-21


暑かったり涼しかったりする日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

この度、宮沢賢治原作、吉川先生作曲の「銀河鉄道の夜」に出演させて頂く事、心より楽しみにしております。



海外が長かった僕と宮沢賢治さんの作品との出会いはとても運命的なものだったと思います。

仙台に引っ越してきて、佐藤泰平先生と出会い、賢治さんが作詞をした曲を歌わせて頂いたり、今年の頭には塩竈市にて新倉健先生作曲、中村敬一先生台本のオペラ「ポラーノの広場」でキューストを歌わせて頂いたりしました。

そして来年はニューヨークにて佐藤誠一先生作曲の「セロ弾きのゴーシュ」を一人オペラとして初演させて頂く予定です。



日本人の心を描いた宮沢賢治さんですが、実はその作品を守った弟の清六さんの存在も忘れてはなりません。なぜなら、清六さんは1945年の8月10日に襲った空襲で、賢治さんの作品を守り抜いたからです。

清六さんのおかげさまで、我々は賢治さんの作品を楽しめるという訳です。



「銀河鉄道の夜」はその賢治さんの代表作の一つです。

今回、アンサンブルとして、出演する事を、心から楽しみにしています。

是非、お越し下さい。



せんくら・うた劇場
高橋正典
[せんくら・うた劇場]

コメント(全50件)
※コメントの受付件数を超えているため、この記事にコメントすることができません。


記事を書く
powered by ASAHIネット